iptables の初期化

iptables の初期化の方法

Ubuntu などの標準で ufw を使う Linux で,iptables を使ってファイヤーウォールを構築していると,サービスの設定を変更したり,新しいサービスを追加したりする時などに,一度ファイヤーウォールを無効にし,iptables の設定をリセットしたい時があります。

iptables のルールを初期化するには,下記コマンドをルート権限でおこないます。

sudo iptables --flush

iptables –list で確認すると,下記のようにルールが初期化されていることがわかります。

sudo iptables --list
Chain INPUT (policy DROP)
target     prot opt source               destination

Chain FORWARD (policy DROP)
target     prot opt source               destination

Chain OUTPUT (policy ACCEPT)
target     prot opt source               destination

Chain LOG_PINGDEATH (0 references)
target     prot opt source               destination

ただ注意したいのは,もし,ssh などでリモートログインしている場合に,このコマンドで初期化を行うと,接続が切断されます。そのため,このコマンドはローカル環境のみで使用するようにしてください。

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