Ubuntu をインストールしたらはじめにやっておきたいこと

Ubuntu をインストールしてはじめにやったほうがいいことをまとめてみました。

基本的に Ubuntu 用ですが,Linux Mint などの他の Debian 系ディストリビューションでも参考になるかと思います。

•パッケージのアップデート

なにをするにしても,まずはソフトウェアの更新です。下記コマンドを実行。このコマンドの組み合わせは,今後も定期的に実行していくことになると思います。-y オプションをつけると,アップデートの確認の入力 (yes /no) が聞かれなくなります。

#パッケージリストの更新
sudo apt-get update

#パッケージのアップグレード
sudo apt-get -y upgrade

もしくは,アップデートマネージャを起動し,「再チェック」ボタンをクリックして,「アップデートのインストール」を行います。パッケージリストが古い可能性があるので,必ず「再チェック」を行うようにしてください。

•パッケージマネージャのインストール

なにかソフトウェアをインストールする際,基本的に端末上で apt-get コマンドを利用してインストールを行うようにしますが,GUI 上でもソフトウェアのパッケージを検索し,インストールできるようにしておきます。Ubuntu には標準で 「Ubuntu ソフトウェアセンター」というソフトウェアインストールツールが入っていますが,使いにくいので,以前使われていた 「Synaptic パッケージマネージャ」 を使います。下記コマンドを実行。

#パッケージリストの更新
sudo apt-get update

#Synaptic パッケージマネージャのインストール
sudo apt-get -y install synaptic

•SSH サーバのインストール

Ubuntu には標準で SSH クライアントソフトウェアが入っていますが,SSH サーバソフトウェアは入っておらず,他の SSH クライアントからログインできないので,SSH サーバをインストールします。下記コマンドを実行。

#パッケージリストの更新
sudo apt-get update

#openssh-server をインストール
sudo apt-get -y install openssh-server

これで,他の SSH クライアントから 「$ssh ユーザ名@アドレス」でアクセスできるようになります。

•追加のドライバーのインストール

正しく周辺機器を認識させるために,追加のドラーバーをインストールする必要があります。ほとんどの場合だと,グラッフィクドライバーのインストールを行ったほうがいいため,NVIDIA か ATI のドライバをインストールする必要があります。いくつかドライバーにも種類がありますが,推奨のものを使いましょう。

•GNOME-Classic のインストール

Ubuntu には Ubuntu 11.04 から標準のデスクトップ環境として,「Unity」が 採用されています。Windows と Mac OS X のいいとこどりをしたようなデスクトップ環境ですが,以前のデスクトップ環境である GNOME のほうがわかりやすい部分もあります。また,最近は安定してきましたが,GNOME と比べると Unity は不安定で,ある条件下でデスクトップ環境が飛んでしまうということがありました。念のため GNOME 環境をインストールしておきましょう。下記コマンドを実行。

#パッケージリストの更新
sudo apt-get update

#gnome-session-fallback のインストール
sudo apt-get -y install gnome-session-fallback

•Ubuntu Tweak のインストール

Ubuntu Tweak はサードパーティ製のシステム管理ソフトウェアです。Ubuntu 標準の GUI のシステム設定ではできない細かい設定ができます。開発自体は止まっているらしいですが,かなり使い勝手がいいので入れておきましょう。サードパーティ製なのでレポジトリを追加する必要があります。下記コマンドを実行。

#レポジトリを追加
sudo add-apt-repository ppa:tualatrix/ppa

#パッケージリストを更新
sudo apt-get udpate

#ubuntu-tweak をインストール
sudo apt-get -y install ubuntu-tweak

•gconf-editor のインストール

GNOME の設定変更が GUI 上で行え,各設定項目にも説明が入っているため,大変便利です。各設定項目がディレクトリのような階層上に配置されているため,設定したい項目を素早く見つけることができ,日本語にも対応しています。下記コマンドを実行。

#パッケージリストの更新
sudo apt-get update

#gconf-editor のインストール
sudo apt-get -y install gconf-editor

•Gparted のインストール

Gparted はパーティション編集ソフトウェアです。パーティションの作成,削除,変更やフォーマット等も行えます。パーティション等の編集には fdisk というコマンドがありますが,Gparted は GUI 環境なので,視覚的にわかりやすいです。Linux の Live CD 環境にはデフォルトでインストールしてあることが多いです。下記コマンドを実行。

#パッケージリストの更新
sudo apt-get update

#Gparted のインストール
sudo apt-get -y install gparted

•System-config-lvm のインストール

System-config-lvm は LVM の管理を GUI 上で行うことができるソフトウェアです。ターミナル上では lvm2 を用いて管理を行いますが,わかりづらい部分もあるため,GUI 上 で LVM の作成,削除,リサイズなどが行えるので便利です。下記コマンドを実行。

#パッケージリストの更新
sudo apt-get update

#System-config-lvm のインストール
sudo apt-get -y install system-config-lvm

•Gdebi のインストール

Gdebi は Debian 系 Linux である Ubuntu のソフトウェア•パッケージフォーマットである deb ファイルをダブルクリックで GUI 上でインストールできるソフトウェアです。レポジトリにないソフトウェアをインストールしたりする際には,ターミナル上で dpkg -i コマンドを使うことでインストールすることができますが, deb ファイルをダブルクリックするだけでインストールできるので便利です。下記コマンドを実行。

#パッケージリストの更新
sudo apt-get update

#gdebi のインストール
sudo apt-get -y install gdebi

•ClassicMenu Indicator のインストール

さて,GNOME デスクトップ環境に慣れた人が Ubuntu の Unity を使っていて困るのが,アプリケーションの起動の際に,いちいち左上の Dash board から検索しないと目的のアプリケーションが見つけられないことでしょう。ClassicMenu Indicator は Unity 上に従来の GNOME デスクトップ環境にあったような用途毎に分けたアプリケーションのリストを追加することができます。これで,Unity を使っていてもアプリケーションの起動に困ることはありません。下記コマンドを実行。レポジトリを追加する必要があります。

#レポジトリを追加
sudo add-apt-repository ppa:diesch/testing

#パッケージリストを更新
sudo apt-get udpate

#ClassicMenu Indicator をインストール
sudo apt-get -y install classicmenu-indicator

•ユーザのホームディレクトリ名称の英語化

さて,ターミナルを使っていて困るのが,Ubuntu のデフォルトで使用言語として日本語を選択していた場合,ホームディレクトリのサブディレクトリの名称(デスクトップやミュージックなど)が日本語で登録してあるため,そのディレクトリに移動したい場合など,ホームディレクトリを扱う際に,いちいち日本語入力を行う必要があることでしょう。ホームディレクトリのサブディレクトリの名称を一括で変更してくれるコマンドがあります。下記コマンドを実行。

LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

すると,画面上にホームディレクトリのサブディレクトリの名称を変更してもいいか聞かれるウィンドウが出ます。ここで,再度この設定を表示するかのチェックボックスがありますので,チェックを入れておきましょう。「更新」をクリックして名称の変更を行います。

なお,ホームディレクトリのサブディレクトリの設定は ~/.config/user-dirs.dirs ファイルを編集することでも名称を変更することが可能です。

•Wine のインストール

wine とは Ubuntu で Windows のソフトウェア,つまり exe ファイルを実行できるものです。動くソフトと動かないソフトがありますが,Ubuntu で Windows 用のアプリケーションを実行したい人は入れておきましょう。下記コマンドを実行。

#パッケージリストの更新
sudo apt-get update

#wine のインストール
sudo apt-get -y install wine

•iptables を使ったファイヤーウォールの設定

不正なアクセスから PC を守るため,ファイヤーウォールを設定しましょう。こちらの記事に書いてます。

とりあえず,インストール直後にやっておきたいことは,こんなところでしょうか。追加等や間違っていたところがあれば,随時変更していこうと思います。

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