Ubuntu でサーバ構築 -その1-

Ubuntu でのサーバ構築についてまとめます。

Ubuntu には Ubuntu Server という,GUI 環境等いらないものを除いたセキュリティ的によろしいバージョンもありますが,今回は普段使い用にインストールする人や Linux 初心者にも手がつけやすいデスクトップ版を用います。また,サーバということで,サポートが5年と長期である 12.04 LTS を用います。

1回目は Ubuntu をインストールするための下準備である, ISO イメージファイルのダウンロードからです。今回は 12.04 LTS ですが,最新版である Ubuntu 13.04 についても同様の手法でダウンロードできます。

1.Ubuntu の公式ホームページにアクセス。

Ubuntu 公式ホームページ : http://www.ubuntu.com/

2.右上の「Download」タブをクリック。

ububtu1

3.「Ubuntu Desktop」をクリック。

ubuntu2

4.ダウンロードしたいバージョンを選択しましょう。今回は 12.04 LTS  を選択します。32bit か 64bit については,どちらでもかまいませんが,64bit にしておきましょう。インストールする PC が古く,性能があまりよくない場合(たとえばメモリが 512MB 以下)は 32bit にしたほうがいいかもしれませんが,基本的に 64bit で OK だと思います。(32bit と 64 bit の違いもいつか記事にしたいとおもいます。)64bit を選択したら,「Ubuntu 12.04 LTS」をクリック。

ubuntu3

5.次の画面に移ると,デフォルトで Ubuntu をダウンロードするために,16ドル寄付することになっています。ubuntu4

6.今回は寄付はしないで,フリーでダウンロードするので,下図のようにバーを左に動かすか,右側のテキストボックスに直接入力して各項目を0ドルにしてから,「Download」ボタンをクリックしましょう。

ubuntu5

7.これで Ubuntu の ISO イメージファイルのダウンロードが始まります。ダウンロードには使ってる回線によりますが,10分程度かかります。ダウンロードが終わったら,ISO イメージファイルを DVD/CD に焼きましょう。Windows だったら Imgburn 等のソフトを使って,Mac OS X ならこちらの手順で焼きましょう。

以上です。ちなみに,12.04 の後期からイメージファイルが大きくなり,CD に収まりきれなくなりました。CD に焼きたい場合は,Ubuntu Server を用いるか,Ubuntu Japanese チームが公開している Ubuntu 12.04.1 を用いてください。

http://www.ubuntulinux.jp/download/ja-remix

また,Ubuntu Japanese チームが制作している日本語 Remix イメージは,ライブ CD/DVD で標準言語が日本語となっています。しかし,Ubuntu 公式版も最初に表示される言語選択画面で日本語を選べば,ライブ CD/DVD 環境でも日本語を使用できるようになりました。あと,日本語 Remix イメージの公開は本家よりも 1ヶ月ほど遅くなっています。

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